0歳のころは毎日のように使っていたのおくるみ。
1歳を過ぎると、気がつけばタンスの奥で眠っていて…
ちょっと寂しい気持ちになりますよね。
お祝いでいただいたものだったり、
沐浴あがりに包んだ思い出があったり、
赤ちゃんの頃を思い出させてくれるアイテム。

捨てるなんてもったいないし、
せっかくなら、また毎日使いたい!
そんな気持ちから、今回はおくるみをベビー布団のシーツにリメイクしてみました。
今使っている布団にもシーツは付いていたけど、洗い替えがもう1枚あると便利ですよね。
👇今回使ったおくるみはこちら

サルの柄のおくるみは私の母からのプレゼント。
沐浴のあと体を拭いたりお昼寝のかけ布にしたり…
赤ちゃん時代の思い出がつまった1枚なのです。
シーツに変身してまた活躍してくれると思うと、とても嬉しい気持ちになります^^
この記事では、
実際に作ったボックスシーツの作り方や、サイズの計算方法を
写真や図つきでわかりやすく紹介していきます。
🧵 サイズをどう計算したか?の解説
今回リメイクするのは、
たて120 × よこ70 × 厚さ4cmのベビー布団(マットレス) にぴったり合うボックスシーツです。
まずは、おくるみの大きさを計測しました。
- サル柄のおくるみ:116 × 110cm
- 無地のおくるみ:116 × 75cm(半分を違うリメイクに使ったため、その残りです)
1枚だけではシーツの長さが足りなかったので、2枚をドッキングして使うことにしました。
同じ“116cm”が共通しているので、横幅116cmのまま生かせます。
2枚を中表に重ねて直線縫いし、
縫いしろをロックミシンで処理すればOK。
ロックミシンをお持ちでない方はジグザクミシンでも代用できます。

つなげたあとのサイズは 116 × 166cm にしました。
よこ:116cmはおくるみの幅をそのまま使います。
「たて:166cmって、どこから出てきたの?」と思いますよね。
ここを少し説明します。
今回はボックスシーツを作るので、
必要なのは「天面+側面(マチ)+裏側に回り込む部分」。
図にすると、こんなイメージです👇
今回はボックスシーツを作るので、
天面+側面(マチ)+裏側に回り込む部分 が必要。
図にするとこんなイメージ👇

● よこ方向のサイズ決め(116cmをそのまま使う)
布団のよこ幅70cmに対して、
必要な布の幅は以下の通り:
- 天面:70cm
- 側面の高さ:4cm × 2(両側)= 8cm
- 合計:70 + 8 = 78cm
おくるみの幅116cm - 必要幅78cm = 38cm
つまり、38cm分が裏側に回り込む部分になります。
裏側は左右で分かれるので、
→38÷2= 19cmずつが裏側へ折り返されるイメージです。
● たて方向のサイズ決め
布団のたて方向に必要な長さは、
- 天面:120cm
- 側面:4cm × 2= 8cm
- 裏側の折り返し:19cm × 2= 38cm
合計:120 + 8 + 38 = 166cm
この計算の結果、たてが166cmになるように調整してドッキングしました。

今回はこのサイズで作成しましたが、
反省ポイントがありました…
角を4か所縫う
ドッキング出来たら、角を4か所縫います!今回は、
- マチの高さ:4cm(布団の厚み)
- 裏側に回り込む部分:19cm
になるように縫っていきます。(下の図の点線部分にミシンをかけました)

裏側に折りこむ部分は少しゆとりをもった角度で縫って、あとでゴムで調整する方式 にしました。
角を縫ったら、余分な布をカットし、
縫いしろにロックミシン(またはジグザグミシン)をかけます。
(あとで写真のせる)
🧵 最後にゴムを縫い付けたら完成!
シーツの裏側(折り返し19cmの部分)に平ゴムを縫い付けます。
これで完成!
思い出のおくるみが、また毎日使えるアイテムに生まれ変わりました^^
(完成品写真)
まとめ
おくるみは0歳のころたくさん使っていた思い出のアイテム。
1歳を過ぎて出番が少なくなっても、こうしてシーツとして生まれ変わると、
また毎日使うことが出来てうれしいです♡
