前回の記事で、1歳2か月頃から息子の偏食が激しくなったことを書きました。
それから数か月。
いま息子の偏食は、ほんの少しずつですが改善方向に向かっているように感じています。
- 自宅の夕ご飯はあまり食べないことが続いているものの、保育園の給食は完食の日もある
- 食材によっては「こういう工夫をすると食べる」という方法が、少しずつ見えてきた
など、完全に解決!とは言えないけれど、希望の光が見え始めた状態です。
とはいえ、頑として食べない食材もまだまだあるし、
「これをやればOK!」という答えが出たわけではないです😅
この頃読んで参考になった本
👇偏食のピークで一番悩んでいた時に読んだのがこの本です。
うちの食べてくれない困ったちゃんが楽しく食べる子に変わる本
著者の上田淳子さんは料理研究家の方なのですが、
この本は、上田さん自身が2人のお子さんの偏食に悩んだ経験から始まります。
これを読んで「プロでも悩むんだ…」と思えたことで、ちょっと安心した気持ちになれました。
正直、「プロでダメなら、私が必死に立ち向かったところで簡単に解決する問題じゃないよね…」
と思いました(笑)
印象に残った内容
本の中には本当にためになる話がたくさんあったのですが、
特に印象に残っているものを2つだけ紹介します。
※ここでの紹介は、内容の要点を自分なりにまとめたものです
「好き嫌いが生まれるきっかけ」
・食卓が楽しい場かどうか
・一緒に食べている人がいるか
・食事の時間にちゃんとお腹が空いているか
など、全部で12項目紹介されていました。
どれも基本的なことなのですが、
「分かっているつもりで、意外とできていなかったな…」と思うものも多く、
食事の環境を一度ちゃんと見直してみよう、と思うきっかけになりました。
「(嫌いな食品を)食べたくない主な理由」
「味がきらい」はもちろんですが、
私が思いもよらなかった理由もあって、読んでいて少し驚きました。
- 色が怖い
- 食べづらくて嫌(噛み切れないなど)
- つぶつぶした食感が苦手
など。
実際、息子が離乳食後期の頃にみじん切りで食べていたメニューなのに、
偏食期に入ってから急に食べなくなったものがいくつかあって。
例えば、人参や玉ねぎをみじん切りにして、
ひき肉と一緒に炒めたミートソース。
「つぶつぶした食感がダメになる子もいる」と知り、試しに
人参は筑前煮で大きいまま出したら ⇒ 食べる!
ひき肉はハンバーグにしたら ⇒ 食べる!
ということがありました。
もしかして、つぶつぶ食感が原因だったのかも?と、新しい発見でした。
対策したこと
この本を読んだあと、
さらにネットで情報を調べたり、実際に息子の様子を見ながら試したりして、
我が家で実際にやってみた対策がこちらです。
(※クリックすると該当箇所にジャンプします)
①大人と同じメニューを一緒に食べる
②食事中に動画をつけない
③足の裏がつく椅子に座らせる
④無理に食べさせない
【後編】⇒次の記事
⑤同じ食材でも違う調理方法、違う調味料を試す
⑥ご飯に混ぜる
⑦大人が使っているスプーンと同じものを使わせる
⑧汁気の多いおかずを増やす
⑨好きな食べ物でコーティングする
⑩調理の過程に興味を持たせる
※1〜5以外は、毎日すべてやっていたわけではありません。
「今日はこの作戦でいってみよう」と、その日その日で試行錯誤していました。

それぞれの項目について説明しますね。
① 大人と子どもを同じメニューにする

離乳食が始まってからこの頃(1歳2か月)まで、
息子は夕ご飯に私たちとは別のメニューを食べていました。
というのも、私はフルタイムで働いていて、
保育園のお迎えから寝かしつけまでの時間が本当に余裕がなくて…。
息子のご飯は作り置きして冷凍、
夕方はそれを解凍して食べさせる、という流れでした。
そのため、
- 息子:先にひとりで夕ご飯
- 私たち:息子が寝たあとに大人のご飯
という生活リズムが続いていました。
ただ、やっぱり「親が美味しそうに食べている姿を見せる」って大事なんじゃない?
と思い、思い切ってスケジュールを変更しました。
BEFORE:帰宅⇒息子夕ご飯⇒私・息子風呂⇒寝かしつけ⇒大人のご飯調理⇒大人の晩御飯
AFTER:帰宅⇒急いで夕ご飯作り⇒家族みんなで晩御飯⇒私・息子風呂⇒寝かしつけ
帰宅してから調理が始まるので、
どうしても夕食までに時間がかかってしまいますが、
- 前日に途中まで下ごしらえしておく
- COOPのミールキットを使う
などして、なんとか回しています。
みんなで同じものを食べるようになってから、
「親が食べている食材」に興味を持つ様子がはっきり分かるようになりました。

何より、同じものを食べて「これ美味しいね」って
ニコニコし合える時間が増えて幸せです💓
② 食事中に動画をつけない
息子の食事中、
DWEのDVDをかけ流していた時期もありましたが、思い切ってやめました。
音だけでもやっぱり気が散ってしまうし、
調理の時間が増えた分、その時間に見てもらえばいいかと割り切った形です。
③ 足の裏がつく椅子に座らせる

我が家はダイニングテーブルとしてローテーブルを使っています。
ひとり座りが出来たころから1歳過ぎまで使っていたのは、
こちらの👇リッチェルのベビーチェア。
バンボには座れない超ムチムチタイプの息子に会う椅子を探して、
たどり着いたローチェアでした。
- 座ったあとにテーブルが簡単に装着できる
- 足のステップをつけ外しでき、2段階で調整できる
- ベルトや座面が汚れても、それぞれ取り外して水洗いできる
と、とても使いやすかったです。
ただ、1歳を過ぎて背が高くなってくると、
座面の高さが足りなくなり、足をびょーんと前に投げ出す姿勢になってきました。
椅子としての使い心地は良いのですが、
「食事用の椅子」として使える時期は、そろそろ過ぎたのかな……という印象でした。
「足の裏がしっかりつくと、噛む力が使える」と聞いたことがあり、
食事用の椅子を見直すことにしました。
今使っているのは、大和屋のすくすくローチェア2です。
成長に合わせて、
足置き板は上下に3段階、
座板は前後に4段階の調整が可能です。
この細かい調整ができるところがとても良くて、
この椅子に変えたとき、
息子の背筋がピン!と伸びたのがはっきり分かりました。

今までの姿勢では、
もしかしたら食べにくかったのかもしれないな……
と、少し反省しました。
④無理に食べさせない

「食べてほしい…」という気持ちをぐっと抑えて、
何回も口に運ぶことはしないようにしました。
今の段階では、
まず「食事の時間は楽しい!」と思ってもらうことが大事かなと思ったので、
1〜2回スプーンを口に持っていって、
はっきり「いらない」という意思表示をしていれば、
そこで諦めています。
いまは、無理をして食べてもらうより、
・視覚や嗅覚を通じて、その食材を知ってもらうこと
・親が美味しそうに食べるところを見てもらうこと
を大切にしています。
偏食と向き合う中で感じたのは、
「食べさせること」よりも、
まずは食事の時間そのものを整えることが大切なんだな、ということでした。
後編では、
実際のごはん作りで試した工夫や、
「これは食べた!」という具体的な方法を紹介する予定です。
同じように偏食で悩んでいる方の、
何かひとつでもヒントになればうれしいです。



