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【生協の布絵本キット】4冊作ってみた感想レポ|なでなで・いないいないばあ など

私はもともとハンドメイドが大好きで、これまでいろいろなものを作ってきました。
さらに読書も好きなので、子どもが生まれてからは「たくさん絵本を読んであげたいな」と思うように。

「ハンドメイド」と「絵本」、私の好きな2つを掛け合わせたら──“布絵本”!
そう思い立って、生協のキットで4冊作ってみました。
時間はかかりましたが、手間をかけた分だけ完成したときの達成感もひとしお。
この記事では、それぞれの絵本の内容や制作過程を紹介します。興味のある方はぜひ覗いていってください^^

ちー
ちー

今回作った布絵本はこちらの4冊です。

  • なでなで
  • いないいないばあ
  • できるかな
  • じかん

すべて生協(コープ)で販売されているキットを使って作成しました。

キットの内容はこんなかんじ

こちらは「なでなで」のキットの中身。

キットの中には、フェルトパーツがあらかじめカットされた状態で入っています。細かいパーツの裁断は意外と大変なので、カット済みは本当にありがたいです。
さらに、中綿・刺繍糸・マジックテープなど必要な材料もすべて同梱されています。
絵本の土台となる布や型紙だけは自分でカットしました。

ちなみにすべて手縫いでも作れますが、最後の「本の形にまとめる」工程だけはミシンがあると時短できます。もちろん、ミシンがなくても問題ありません。

制作工程

制作の流れは4冊とも共通で、次のような手順で進めました。

  1. ページの土台となる布を裁断する
  2. パーツや刺繍の位置にチャコペンで印をする
  3. 文字の刺繍をする
  4. パーツを作成する
  5. 作ったパーツをページ土台に縫い付ける
  6. 本の形にする

という具合です。「なでなで」を例に制作過程を見てみましょう。

実際の制作過程

この段階では、各ページの土台布を裁断し、緑のページに少しだけパーツを縫い付けています。

↓↓↓

緑(左)のページが完成し、右のページの犬のパーツも作り始めました。
続いてピンクのページには「つるつる」「ピヨピヨ」の刺繍を入れていきます。

↓↓↓

ここで一気に緑とピンクのページが完成!
さらに、黄色のページに使う羊のパーツも同時進行で作りました。

↓↓↓

この時点で全てのページが完成しました。

最後に、すべてのパージをまとめて本の形にしたら完成です。

※各工程の写真は、1日の作業が終わるたびに撮影しています。
私は4日ほどかけて完成させました。育休中で時間が取りやすかったのと、息子がまとまってお昼寝してくれるタイプだったので、その隙に少しずつ進めていました。
おそらく、1日2〜3時間作業していました。×4日間=約8〜10時間ほどかかったと思います

ちー
ちー

1冊を完成させるのにおよそ10時間!!
写真で見ると簡単そうに見えますが、実際は思った以上に時間がかかっています笑)

ハンドメイド経験がある方なら作業自体は難しくありませんが、丁寧に仕上げようとするとやっぱり根気が必要ですね。

ちなみに、4冊のうち2冊は育休中に完成させたので比較的短期間で仕上がりました。
残りの2冊は職場復帰後に少しずつ作ったので、まとめて作業時間が作れず、完成まで数か月かかりました🐢🐢(笑)

🧵4冊作ってわかったコツ

実際に4冊作ってみて気づいた、ちょっとしたポイントです。
これから作る方の参考になればうれしいです😊

  • 最初にすべての土台布を裁断しておくと、後がぐっと楽。
     1冊ずつ進めるよりも、最初に全ページ分まとめて裁断しておくと効率的です。
  • 裁断後のチャコペンでの印つけもまとめてやっておく。
     刺繍やパーツ縫いつけの位置がズレにくくなり、作業がスムーズになります。
  • 文字の刺繍は意外と時間がかかる
     丁寧に仕上げたい場合は、針目を細かくするときれいに仕上がります✍️
  • 最後の仕上げ(各ページをまとめて本にする工程)は、手縫いよりもミシンが断然ラク!
     厚みが出る部分も多いので、ミシンがあるときれいに早く仕上がります。

完成した絵本4冊をご紹介!

ここからは、完成した布絵本4冊をそれぞれ見ていきましょう。

🐶 なでなで

いろんな触感を楽しめる絵本です。

表紙:「ふわふわ」
可愛いわんちゃん。肌触りのよい素材でできています。

2ページ目:「つるつる」
サテン生地のカエルさん。

3ページ目:「もこもこ」
羊さんの毛並みをボアの生地で表現しています。

4ページ目:「かさかさ」
ちょうちょが止まっている葉っぱの中にはビニールが入っていて、触るとカサカサと音が鳴ります。葉っぱをめくると、そこには芋虫が!

5ページ目:「ピヨピヨ」
ひよこさんの顔部分に鳴き笛が入っていて、押すと「キュッ」と音が鳴ります。

背表紙:「ぽこぽこ」
カラフルなタオル地のボールが並んでいて、つい触りたくなるページです。

🐰 いないいないばあ

いろんな動物が「いないいないばあ」をしてくれる絵本。
息子が一番お気に入りの一冊です!
しかけを開きながら「ばぁー!」と言って楽しんでくれる姿が可愛くて仕方ないです😍

表紙:草かげからウサギさんが「いないいないばあ!」

2ページ目:雲の下から飛行機が登場。

3ページ目:木の左側をめくると鳥さん、右側にはカブトムシ。

4ページ目:岩の陰にはカニさん、海藻の後ろにはお魚さん。

5ページ目:くまさんが両手でお顔を隠して……「いないいないばあ!」

裏表紙:土の中からもぐらさんが「いないいないばあ!」

🚂 できるかな

マジックテープやボタン、ファスナーなど、指先の練習ができる絵本です。

表紙:マジックテープでつけ外しができるカラフルな電車。
※パーツが外れるので紛失注意!我が家では何度か掃除機に吸い込まれそうになっています(笑)

2ページ目:ボタンの付け外しができるスモック。

3ページ目:ズボンのベルト通しの練習ができます。

4ページ目:テントのファスナーを開けると、そこにはリスさん🐿️

5ページ目:カーテンを開けるとおさるさん。タッセルはスナップで止められます。

裏表紙:プレゼントの包みでリボン結びの練習ができます。

⏰ じかん

表紙の時計がかわいい!
1日の流れやあいさつの言葉を楽しく学べる絵本です。

表紙:時計のキャラクターは裏にマジックテープが付いていて、取り外し可能です。

2ページ目:窓の外には笑顔の太陽。「おはよう」。

3ページ目:かばさんが大きなお口をあけて「いただきます」。

4ページ目:くまさんとウサギさんがボール遊び。「こんにちは」。

5ページ目:ゾウさんがお風呂でシャワー中。気持ちよさそう!

裏表紙:パンダさんにお布団をかけてあげて「おやすみなさい」。

🌸このキットのおすすめポイント

実際に4冊作ってみて、「これは良い!」と感じた点をまとめました。

  • 透明な糸が付属しているので、フェルトの色ごとに糸を替える必要なし!
     これが本当に楽でした。縫い目も目立ちにくく、仕上がりもきれいです。
  • イラスト付きで丁寧に説明してくれる作り方つき。
     手順も分かりやすく、迷わず完成まで進められました。
  • 子どもの発達に合わせた多彩なテーマ構成。
     「時間」「指先の運動」「触感」など、遊びながら学べる内容が豊富。
     私は購入していませんが、「かたち」や「数字」をテーマにしたシリーズもあります。
  • メルカリでお得に入手できる!
     このキットはもともとコープ(生協)の定期購入商品(月に1回届くタイプ)。
     購入後、制作できずにで手放した方が出品しているものも多く、
     未開封品が定価よりずっと安く出ていることも! こまめにチェックするのがおすすめです。

まとめ

どの絵本も、息子の反応を見て「作ってよかった」と思っています。
市販の絵本とはまた違う、ママのぬくもりを感じられる一冊に仕上がります。
布絵本作りは時間こそかかりますが、完成したときの達成感はひとしおですよ。

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