木製レールを調べていると、こんな疑問が出てきませんか?

・メーカーを混ぜて使っても大丈夫?
・安いレールでもちゃんと繋がるのかな?
我が家でも同じことで悩み、
実際に使っている木製レールを計測・比較してみることにしました。
この記事では、
- BRIO
- IKEA(LILLABO)
- 100円ショップ(CanDo)
この3種類の木製レールを比較しています。
BRIOをきっかけに始まった我が家の電車あそび
BRIOの木製レールセットを導入したのをきっかけに、我が家でも「電車あそび」がスタートしました。
はじめて遊んだのはこちら👇
BRIO マイファースト ビギナーセット
ありがたいことに、東京都内の一部自治体では
子どもの1歳の誕生日(自治体によっては2歳)にあわせて
「バースデーサポート」という支援制度を行っています。
アンケートに回答するだけで、
数万円相当のデジタルギフトやカタログギフトを受け取れる仕組みで、
今回のBRIOのセットもこの制度でいただきました。
しばらくはこのセットだけで遊んでいたのですが、
そのうち
「直線レールも欲しい!」
「もっと長いコースを組んでみたい!」
という気持ちに(※私が。笑)なり、レールを追加購入することに。
ちょうどクリスマス前だったこともあり、
クリスマスプレゼントとして IKEAのリラブーシリーズ を買い足しました。
IKEAで木製レールを追加購入!
IKEAのリラブーシリーズを選んだ理由は、次の2つです。
- BRIOと互換性があると聞いていた
- BRIOに比べて、手頃な価格でレールを増やせる
👇 IKEAで購入したもの

- LILLABO リラブー レール50点セット
- LILLABO リラブー 電池式の電車
- LILLABO リラブー 列車セット(3ピース)
- LILLABO リラブー 列車の橋 5点セット
レールだけを買い足すつもりが、
実物を見たら可愛くて、つい色々買ってしまいました。
※それぞれのお値段はIKEA公式サイトでご確認ください。
BRIOを基準に考えると、本当に安くてびっくりします!笑
「互換性あり」のはずが…?
IKEAとBRIOは互換性があると聞いていたので、
意気揚々と組み合わせて遊んでいたのですが……
「ん?なんだか接続できないぞ……?」と思うことが出てきました。
よく観察してみると、
- IKEA × IKEA
- BRIO × BRIO
は問題なくつながるのに、
IKEA × BRIO の一部の組み合わせだけ、どうしてもハマらない。
その一部の組み合わせというのが、
IKEAの凸 × BRIOの凹 の組み合わせでした。
「互換性があるはずなのに、なぜ?」と思い、
原因を探るために レールのサイズを細かく計測してみることにしました。
比較する木製レールについて
100均レールも検証対象に
今回の検証では、
さらに 100円ショップ(CanDo)の木製レール も追加しました。
- 木製汽車 曲線レール2本セット
JANコード:4520297061622 - 木製汽車 直線レール2本セット
JANコード:4520297061615
こちらも「BRIO互換」とされているサイズなので、
あわせて計測していきます。

ということで、今回検証するレールはこちらの3種類。
- BRIO
- IKEA(LILLABO)
- 100円ショップ(CanDo)
計測に使ったもの
計測に使ったのはこちら👇
ダイソー 簡易ノギス
(JANコード:4991203136824)

100円だからと侮るなかれ。
目盛りは1mm単位ですが、
3通りの測り方ができて、今回の検証には十分でした。
(※ノギスの使い方については、また別記事で書きたいと思っています)
レールの計測位置について
下の図の通り、A〜Lの計12箇所を計測しています。
※凹凸部分が人の頭のように見えるため、
この記事では丸と本体をつなぐ部分を「首」と呼んでいます^^

- A:レール全体の幅
- B:レール全体の厚さ
- C:左右の溝の間隔
- D:溝の深さ
- E:凸部分の丸の直径
- F:凸部分の首の長さ
- G:凸部分の首の太さ
- H:凸部分全体の長さ
- I:凹部分の丸の直径
- J:凹部分の首の長さ
- K:凹部分の首の太さ
- L:凹部分全体の長さ
【BRIO】レール寸法と特徴
それでは、計測結果に参ります。
BRIOレールの計測結果

こちらの寸法を基準として考えます。
寸法以外の特徴
- 各パーツに”BRIO”の刻印がある
- 角落としほぼなし
- 公式情報では”木製”というだけでくわしい樹種は分からず
- 私が持っているのはカーブレールだけ

【IKEA】レール寸法と特徴
IKEAレールの計測結果

ほとんどBRIOと同じサイズでした。
BRIOと明確に差があったのは、次の6項目です。
- A:レール全体の幅(BRIO+1mm)
- C:左右の溝の間隔(BRIO+2mm)
- F:凸部分の首の長さ(BRIO-1mm)
- H:凸部分全体の長さ(BRIO-1mm)
- J:凹部分の首の長さ(BRIO‐1mm)
- L:凹部分全体の長さ(BRIO-1mm)
数字を見て、私は
「え、こんなに似てるの……?」と正直びっくりしました。
この6項目以外は、寸法差がほぼ1mm以内でした(※私調べ)。
それでも、この たった1mm前後の差 が、「うまく接続できない」を生んでいました。
寸法以外の特徴
- ビーチ無垢材
- 角落としあり
- BRIOのレールと重ねても、カーブの角度が全く同じレールが存在
👆レール50本セットに含まれる「曲線レール」は2種類ですが、
曲線レール(短)を2本連結したものが曲線レール(長)とほぼ同じサイズです。(全く同じではない)
※曲線レール(短)×2本=曲線レール(長)-約5㎜
この、曲線レール(長)がBRIOの曲線レールとピッタリ同じでした。(下写真)



【100均(CanDo)】レール寸法と特徴
CanDoレールの計測結果

こちらもBRIOとほぼ同じ寸法でした。1mm以上違っていたのは1か所だけ!
A:レール全体の幅(BRIO+1mm)
実際に数値を並べてみて、
「BRIO互換」をうたっている理由がよく分かりました。
BRIOのレールを買い足したい場合の100均活用、ありですね…
寸法以外の特徴(刻印・仕上げ・角落としなど)
- 角落としほぼなし
- 材質はケヤキ
- 色が全体的に少し濃い気がする
- カーブレールの曲線がBRIOと異なる


👆の写真で分かるように、カーブの角度がBRIOと違います。
円にするのに必要なレールの本数は、どちらも8本(IKEA短レールなら16本換算)ですが、円にした際の直径が異なります。
100均レールのほうが直径が小さいので、より急なカーブになりますね。
各メーカー別 サイズ比較表(単位:mm)
より分かりやすく、一覧表にまとめたのがこちら。
| 記号 | 計測位置の名前 | BRIO | IKEA | CanDo |
|---|---|---|---|---|
| A | レール全体の幅 | 39.0 | 40.0 | 40.0 |
| B | レール全体の厚さ | 12.0 | 12.0 | 12.0 |
| C | 左右の溝の間隔 | 19.0 | 21.0 | 19.0 |
| D | 溝の深さ | 4.0 | 4.0 | 4.0 |
| E | 凸部分の丸の直径 | 11.5 | 11.5 | 11.5 |
| F | 凸部分の首の長さ | 7.0 | 6.0 | 7.0 |
| G | 凸部分の首の太さ | 6.0 | 5.5 | 6.0 |
| H | 凸部分全体の長さ | 17.5 | 16.5 | 18.0 |
| I | 凹部分の丸の直径 | 13.0 | 12.5 | 13.0 |
| J | 凹部分の首の長さ | 6.0 | 5.0 | 6.2 |
| K | 凹部分の首の太さ | 7.5 | 7.2 | 7.5 |
| L | 凹部分全体の長さ | 18.0 | 17.0 | 18.0 |
なぜ「ハマらない組み合わせ」が生まれるのか
表を見ると、
- BRIOとCanDoは非常によく似た寸法
- IKEAだけ、凸・凹ともに
首が「やや短く・やや細い」
という違いがあることが分かります。
この差が原因で、
IKEAの凸 × BRIOの凹 の組み合わせが
うまくハマらなかった、というわけです。
つまり、「IKEAレールの凸部分の首の長さが、BRIOと同じになればうまく接続できるはず」なんですよね。

実際にやってみた対処法
原因が「IKEAの首の長さが短い」と判明したので、解消してみました!
首を伸ばすには、下の図で
①丸部分を削る
②土台部分を削る
の二つの方法がありますが、
削る部分がより少ない①の方法を採用しました。

👇削るのに使ったのは、以前DIYで使ったこんなやすり。
削る面積も小さいので、10往復くらいシャコシャコしたら作業自体はすぐです。
けずった後の姿がこちら。ちょっと首付近ががたがたしていますね(笑)


結果…レール(50本セット)のうち削ったのは何本?
我が家にあるBRIOのレールは8本だけですが、そのうち一番きつそうな凹側の1本を選び出し、
それと対戦させる形でIKEAのレールを選別。結果、
・削らないと接続できない…2本
・力を入れれば接続できるけど、1歳児が遊ぶには硬いから削った…8本
計10本のIKEAレールを削りました。
ちなみに、削ったレールの内訳は

・橋×1本
・直線×2本
・カーブ×7本
となっています。理由は分かりませんがカーブレールの首が短めだという結果でした。
セットすべてを削る必要はなく、
「特に首が短いもの」だけを選んで削りました。
これから木製レールを買う人へ
最初にBRIOを基準にするメリット
IEKAのほうが安いし、最初からIKEAで買えばいいのでは?
と思う方もいるかもしれませんが、私はBRIOを最初に導入して良かったと思っています。
その理由はこちら👇
- BRIOは車体・人物・建物などの情景がとにかく可愛い
- 対象年齢が18か月〜のものが多く、安心感がある
BRIOは、電車・レールに加えて、人物・建物・道路・働く車などの情景パーツが豊富で、
ただ走らせるだけでなく「街をつくる」「物語を考える」遊びへ発展しやすいのが魅力です。
「はじめての木製レールあそび」におすすめのBRIO製品
・マイファーストビギナーセット
我が家もこのセットからスタート!
対象年齢1歳半からです。
車体・レール・情景(立体交差する橋)が含まれていて、これだけでも結構遊べます。
・マイファーストバッテリーレールセット
こちらは電動で動かせるタイプ。
対象年齢が1歳半~なので、こちらも小さなお子さんにに安心して遊ばせられます。
IKEAにも情景パーツはありますが、
小さいパーツが含まれるものもあり(対象年齢は3歳~でした)、
「なんでも口に入れちゃう時期」には少し注意が必要だと感じました。
IKEAイケア LILLABO リラブー列車 レール付き 45点セット 003.300.67【メール便不可】
👆IEKAにもこんな感じの情景があります
その点、
最初のスターターとしてBRIOを選んでよかった
というのが正直な感想です。
「まずは安全でシンプルに遊べるBRIO、慣れてきたら情景パーツや他メーカーで広げる」
という使い方が、我が家には合っていました。
IKEA・100均を選ぶのも全然アリだと思う
今回の検証を通して、
IKEA、100均どちらも レール単体としては十分アリ だと思いました。
私が今回購入したIKEAのレールは、BRIOと接続する為に何本か削りましたが(笑)
私は「削る労力 < コスパの良さ」と考えたから、IKEAはかなり魅力的でした。
削るのが面倒くさくてやらないとしても、そもそもIKEAは格安なので
50本セットのうち2本使えなくても、トータルお得でしょ!と考えてしまいます。
おわりに
今回はレールに絞って比較しましたが、
今後もし MOKUトレインのレールを購入することがあれば、
同じように検証してみたいなと思っています。
木製レール選びで悩んでいる方の
「判断材料のひとつ」になればうれしいです。
